北海道遺産「江別のれんが」と左官職人

赤れんが庁舎でも使われている江別のレンガ。粘土に含まれる鉄分が焼成時に赤くなり、独特の風合いをかもし出します。江別に最初のレンガ工場ができたのは明治時代。昭和25年頃の最盛期には15社もの工場が操業していたそう。atelier Kibacoの地元にこんな素敵な素材があるのは幸せなことです😃

レンガは外壁や玄関周りなど、上手に使うと、家に表情が出て素敵なんですよね。アトリエ キバコの外壁は2階部分が道南スギ、1階部分には規格品にはない温かみと色の深みを出すために、江別産レンガの中から焼きムラや曲がりのあるものを敢えて使っています。

 レンガはモルタル下地に貼り付けていく「湿式工法」。レンガ間の隙間が絶妙な美しさです。乾式工法と比べると非常に手間と時間がかかるため、この作業をする左官職人さんは今となっては貴重な存在。先ほども書いたように、意図して焼きムラや曲がりのあるレンガを使ったので、その調整もしていただかなくてはなりません。腕の良い職人さんたちと一緒に良い家を作ることができるのは、大変恵まれたことであり、ありがたいことです👍🏻

お庭はまだまだ未完成ですが、家の周りにはクラッシュレンガを敷いているので、芝生が育ってくれば緑と赤のコントラストが素敵だと思います。夏が来るのが楽しみ🏖

GW期間中「atelier Kibaco 完成見学会」を開催中です!いつもはご予約をお願いしているのですが、期間中10時〜17時まで、江別蔦屋に遊びに来たついでにフラッと見学していただくことが可能(笑)。自然素材をふんだんに使った家づくりに興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね❗️